【 ありそうでない話 】  

三津凛

作者がどこの国へ行って、「夕日に向かって走り出したくなった」のか気になる所だけれど、それは本筋ではないような気がするので…。
ありそうでない話かぁ、と読んだ後にふと考え込んだ。
…と考えてみてもそうそうすぐには思いつかない。「意識の外側に追いやる」ということはこういうことなのかな、とも気付かされる。
昨日「超常現象Xファイル」を見たせいかもしれないけれど、ありそうでないことは例えば「幽霊は本当にいる」とか「宇宙人は既に地球に住んでいる」なんてことかもしれない。
確かに知らないならその方が幸せだし、知った所で何か良いことがあるわけでもない。
でも、外国へ行くと普段自分が通り過ぎていたものが急に気になってくるように、そんな瑣末なことに対して意識が向かう。
容易には取り出せない小石のような作品だなと思った。
私は割と好きですよ。

公開日時:2017-12-24

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コメント一覧

コメント数:2件
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歌迷 4ヶ月前

タイ在住者です。気になってコメントしちゃいました。

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社 流 4ヶ月前

意識の外側に追いやられてしまうのが怖くて文字にしたものです!ちなみにタイですね!