【 雪解けの時期、また逢いましょう 】  

歌迷

しんしんと降る雪を、文字の隙間に確かに視ることが出来る。
まるで虹の雫を弾いて輝きを増す水晶のように磨かれた世界はまさに絶景を写し撮ったというに相応しい。
雪と氷に包まれ、俗世の喧騒など知らぬものと言うようにただ美しいままの姿を見せる森の中の様子が、眼前にまざまざと映し出される。

ー確かな事は、金の糸でつくられた花も、一片の曇りも無い硝子のように艶めく木の実も、そしてそれを虹色の糸で紡ぎ言葉に綴ったその手の持ち主も、この世界を構成するすべての要素がただうつくしいと言うことだ。

◆◆◆

ブラボー!と言いたくなる、私の大好きな作品のひとつ。
何度も読み返したくなります。
世界の核となったアクセサリー達のことも含めて、もっともっとたくさんの人に読んでもらいたい。

公開日時:2017-12-27

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コメント一覧

コメント数:2件
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ピクセル 5ヶ月前

書評を機に小説の方を読ませていただきました。ありがとうございます

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歌迷 5ヶ月前

書評に書き忘れたので一言だけ! 続編お待ちしてます!!